クリスとマースのクリスマス 2014

最近何するにも気力が湧かなくてひどい有様。
自由な時間ができても、これやった！っていう事がなく、何となく過ごしてたら寝る時間になったという日が続いております。

Prrrrrr

ガチャ

クリス「もしもし？」

？「・・・」

クリス「？・・・もしもし？」

？「・・・ゎ・・・メ・・・ん・・・」

クリス「・・・よく聞こえないです。どちら様です？」

？「・・・私・・・メリーさん・・・」

クリス「え？」

メリー「今・・・あなたの10Km近くにいるの・・・」

クリス「メリーさん？私はそのような名前の方はご存知ないのですが・・・」

ガチャ・・・プー・・・プー・・・

クリス「切れた・・・」

マース「クリス君、誰からの電話だい？」

クリス「・・・マース君、今日は何の予定もないって言ってたよね？」

マース「そうだね、せっかくのクリスマスだっていうのに予定もなく、こうしてクリス君と過ごす羽目になっているよ？」

クリス「本当に予定はないのかい？
実は女性と会う約束があるのに、僕と過ごす振りをして油断させておいてから、実は女性と会うんだって自慢するつもりじゃなかったのかい？」

マース「・・・クリス君、いくらなんでも僕はそこまで鬼畜じゃないよ・・・。」

クリス「・・・じゃあ、メリーさんという名前の女性の知り合いは？」

マース「・・・今の電話かい？残念ながら、メリーさんという女性は知らないよ。
むしろ、女性に知り合いはいないよ？」

クリス「・・・本当かい？」

マース「本当さ。逆に聞くけど、クリス君こそ実はメリーさんという女性に会う約束をしていて、女性とは縁のない僕を騙そうとしていたんじゃないのかい？」

クリス「・・・僕こそメリーさんという女性の知り合いはいないよ。
マース君と同じで、女性の知り合いなんていないよ。」

マース「そうか・・・。じゃあ、メリーさんという女性は、誰だい？」

クリス「それは僕も聞きたいよ。」

prrrrrrr


マース「おや、また電話だ。」

クリス「番号通知は、さっきと同じで非通知だ。」

マース「クリス君、電話に近いのでお願いしてもいいかい？」

クリス「近いなら仕方ない。」

ガチャ

クリス「もしもし？」

？「・・・」

クリス「・・・もしもし？」

メリー「私・・・メリーさん。今、あなたの1Km近くにいるの・・・」

クリス「え？」

マース「どうしたんだい、クリス君」


ガチャ・・・プー・・・プー・・・



メリー、クリス、マースを絡めてのクリスマスネタを、去年のクリスマス前に思い付いたはいいが、思い出した時点で年が明けてました。

そして、内容自体は今即興で書いてましたが、面倒くさくなったので途中でやめます。